知られていない事

車の計器

タコグラフは、本来、運行管理システムの一環として、法定三大要素である時間・距離・速度を基本に、1960年代から対象車両に義務化の始まった機器であるが、昨今では機器のデジタル化とともに画期的な進化を遂げている。現在はデジタルタコグラフ、通称デジタコと呼ばれる機器が登場している。まず、ほとんどの携帯電話・スマートフォンには標準搭載されているGPSが採用されているのはデジタルタコグラフに加わった大きな新機能であろう。当時は記録盤にアナログなデータが書き込まれるもので、データの読み込みや確認・集積にも時間がかかったようだが、現在のデジタルタコグラフはマイクロSDカードなどに記録され、データ集積は格段に早く、尚且つSPSにより走行のロジックまで時間を含めての管理が可能になっている。デジタルタコグラフは従来のタコグラフとまったく別物でると言えよう。

デジタルタコグラフによって、より幅広く、緻密な管理が可能になった一方で、近年ウワサされているのは、国土交通省からの全運行車両に対する義務化である。そもそも自社内の管理システムの一環として採用されていた機器が義務化となる事で、需要は急速に高くなる事が予想され、デジタルタコグラフの進化にも拍車がかかることになろう、一部では民間車両にも状況に合わせての搭載されているケースもしばしば見かけるが、企業でのシステムも合わせてのデジタルタコグラフも一括導入は膨大な費用も見込まれる。そこにあわせての機能のシンプル化や、機器のコストダウンも検討されているようで、1台数十万しているものあれば数万やそれ以下の機種も登場しつつあるようである。業務運行車両にとって、足並みをそろえたデジタル化はすぐそこまで来ているのである。